1102 天と地の守り人3

2007年11月02日
20071102180231
天と地の守り人 第三章
上橋菜穂子

シリーズ最終巻、これは児童書ではない。
戦の惨状がリアルで息苦しかった。
累々と死体の重なる地獄の原を描いた上橋さんには
どんな経験と思いがあるのだろう。
しかし闇の部分ばかりを盛り込んでいたら守り人の話は完結しない。
ギリギリの所で抑えたように思えた。

タンダは生き残った。
でもとても…とても悲しくて涙があふれた。
終わり良ければ、という言葉では片づけられない。
タンダもまた、バルサを始めとする登場人物と同じように
抗えない運命によって大切なものを喪失した。

考えたらこれこそが物語の主題かと。
ジグロはバルサを助けて全て失った。
バルサは家族と故郷を失った。
チャグムは二度も亡き者にされた。
トロガイ師もアスラも…
多くの者が運命によって人生を変節させられている。

でも上橋さんは単に運命に負けるな!
と言いたくて書いた訳ではないような気がする。
押しつけがましい説教はない。
変節を余儀なくされた運命の遊戯盤上で出会う縁、
その不思議な物語を楽しめばよいのだと…
私は思った。

お疲れ様でした。
外伝お待ちしてます。

1030 天と地の守り人2

2007年10月30日
20071030225951
天と地の守り人 第2章
上橋菜穂子

昨日子供が学校から借りたのをまたもお先に失礼;
読み始めると止まらないと知りながら、
寝る前までに読んで、今日読み返した。

バルサとチャグムの旅は感慨深い。
二人の運命がまた交わったのだ。
だがそれは命がけの過酷な旅だった。

皆が皆、命がけ。
時代は戦の最中にある。

さらに異世界での変化がこちら側の世界に影響を及ぼそうとしている。
とてつもない大きな。

作中チャグムの視点、思考が増えた。
彼はもう様々な感情を持つ、一人前の青年だ。
バルサを助けて戦いもする。
と思うとバルサの前では子供に戻ったり。

終わり近く、バルサが戦いを躊躇うチャグムに応えた言葉。
「…言いわけがうまく傷をふさいじまったら
わたしの心のなかにかろうじて残っている、まっとうななにかも、
消えていくような気がするんだ。」
物語を通じて感じたバルサの魂。
プライドを持つ人の強さと弱さ…。

挿し絵の、二人が並んで立つ姿が特に素敵だった。
とうとう次の巻で物語は終わり。
読むのが楽しみだけど寂しい気もする。

追記:
タンダの魂飛ばしには泣かされた。
どうか、生きて…。

0929 精霊の守り人

2007年09月29日
精霊の守り人
旅立ち(最終回)

アンチは信者のなれの果て。
らしい。
掲示板で見かけるアンチの鋭い考察には
結構納得させられることがある。
アンチは愛すればこそ?

アニメ精霊は途中から見るのが辛かった。
製作者の感動のポイントは私とは違う。
違和感が大きくなるばかり。

似て非なる二次創作作品の中で
安藤さんの演技は賞賛に値すると思う。
彼女の声は、バルサだった。

0913 天と地の守り人

2007年09月13日
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天と地の守り人 第一部
著:上橋菜穂子

息子が学校の図書室から借りてきたのを拝借。
蒼路の旅人を読んでないのに;

とても辛かったです…。
政治と戦争。
民を顧みない汚れきった支配者たち。
民を思う者の非力さ。
全ての者は運命に翻弄される。

描写に容赦ないといった感じ。

ここにサグとナユグの異変が加わる。
エコロジー!
現代の温暖化に似た異変だ。

カバーの二木さんのイラストを見て
ジ●リで映像化したものを想像した。
映画にならないかしら。

やはりバルサ好きだなあ…。
危機中の危機にいるチャグムを案じる姿。
小さな情報をたどり危険に晒され
それでもチャグムを探し出そうと懸命だ。
心を打たれました…。

チャグムの成長ぶりにも驚いたなー。
国を守るため東奔西走してたのか…(涙涙)

タンダの変わらない人の良さにも泣ける。
死者を弔うシーンは胸が痛い。
でも少しはバルサと進展があったのかな?

また3人の道が交わる時が来るだろうか。
運命まかせ、上橋さんまかせ。
次巻に期待せよ。

0707 精霊の守り人

2007年07月07日
精霊の守り人/BS2
結び目

ドロドロトロガイ、まるでセンチの腐れ神…
つうかうんこぉ!?

ニョロロに吸われるケロロを思い出して
ウケたんですけど。
まだ半分も生きていないとか。
今日は笑えた。

おいといて

水の民に会いに行ったトロガイ。
そろそろ原作に戻ってきたようで…

先週までは見ながら辛くて…
鬱になりましたよ鬱。

でも建国にまつわる伝承の違いは
もう少し突っ込まなくていいのかな。
この先出てくるか。

来週は兄上が死亡…か。
あんな人柄とか弟への思いとか見せられたら、
悲しくなるじゃないか。

チャグムが死んでることになってるなら
狩人たちは動かない。
それでは話も動かない。
そろそろバレないかねえ。

この辺りから見る側を
息詰まらせてもらいたいね。

0623 精霊の守り人

2007年06月23日
精霊の守り人/NHKBS
夏至祭

今回の夏至に卵が生まれないということは、来年?
冬ごもりまではまだまだか。と思ってるといきなり冬に飛んだりして。
12話まで来たからそろそろ本題に入らないと。
ニュンガロイムからずいぶん離れてしまった…。
卵は育ちすぎないのだろうか。

夏至祭はヨゴの始祖トルガル帝を称える祭。
他国の者に他でもない父親を貶されたら、チャグムだってキレるですよ。

しかしいくらなんでもバレるだろう。あれだけ名前出して派手に立ち回ってしまっては。
次回、攻殻機動バルサ?
闘鶏の顔が戻るか。

鰻の蒲焼きうまそうだった。我が家も今夜は鰻食べたい。

0616 精霊の守り人

2007年06月16日
精霊の守り人/NHKBS
花酒をタンダに

ううむ。
これは。
精霊ではなくて、夢の守り人だ。

やっちゃったなー。
別の巻のエピソード持ってきたのかー。
守り人シリーズ総集編的なアニメになってる。
上橋さんが認めてるのならいいのだけど。

タンダの言葉がきっかけで、バルサは人を殺めないように決めたそうだ。

0609 精霊の守り人

2007年06月09日
精霊の守り人/NHKBS
今日はまた・・・悩ましい内容で。
なんでギャンブルに強いかチャグム。
どっちがアニキかわからんよねトーヤ。

それにしても街で狩人とバッタリ出会わないのが不自然。

まだまだ卵は動きを見せないのかね。
そしたらあとは終わりか。
原作エピソードが見たい。

0602 精霊の守り人

2007年06月02日
精霊の守り人/NHKBS
今日はドッキリ!タンダとシュガの偶然の出会い。
タンダの素性がバレたらと思うとヒヤヒヤ;
つうか宮の人々もこんな近くにチャグムがいるとは夢にも思わないよね。
私も思わなかった;

それからチャグムの兄上!好感度高〜い。
すごい人物設定だなあ。ある意味二次創作?
原作ではほとんど兄上には触れていないのに。
いや帝にしてもそうだけど。寒々しい関係なんだよね。
チャグムとのエピソードをよく考えたものです。

アニメーションというのは、オタク属性クリエイターの想像力のたまものなんだわ。
すばらしい。

0526 精霊の守り人

2007年05月26日
精霊の守り人/NHKBS
刀鍛冶
というから一瞬バルサが槍使いをやめるのかと思った;
しかも刀を構えたらあら!小夜キター!
刃を上向きに構えたから殺意アリということだね〜ビビるよ。

オトナアニメに載ってた監督のインタビューによると、このアニメでバルサは人を殺さないらしい。

イヤー危なかった。
鍛治屋の客は狩人だったのだ。
バレたらどうなっていたんだろう。
もちろん狩人は二人とも殺そうとするだろう。

でももしチャグムが生きていることを知ったら、狩人も涙が出るほど喜ぶだろうな・・・。
切ないっすね。
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