0723 図書館危機
2008年07月23日

図書館危機/有川浩
前作を読み終わった翌日、子がすかさず図書館から借りてきてくれた。
ありがとよー。
多少ビビりながら読み進める。
先には図書隊と良化部隊の戦闘がある。
郁と堂上は少しずつ進展していく。
やっぱり甘い〜カユい〜
手塚&柴崎の関係も微妙に変化した。
柴崎の前で不器用な手塚の鎧が剥がれてく様子がいい。
やっぱり戦闘場面は読むのが辛い。
郁はついに手を血に染めた。
日野の悪夢も衝撃的だったが今回もなかなか辛い。
辛いといえば、水戸図書隊女子の捻れた勢力図。
こういう図式を描かせると上手いね。
リアリティがあり恐怖を煽られる。
不当な待遇に立ち向かう力を持つ郁。
郁に勇気づけられ強くなる女子戦闘員。
虐げられる立場にあるか、あった者ならばきっと引きつけられる。
希望を見い出すかも。
差別表現の件にしても。
前巻にもあったけど、差別はする側の勝手な解釈によるもの。
作者は何にせよきれいごとでは済ませない。
主人公がガサツなもんだから大雑把な文章に見えたが、人の心の見方や描き方は意外に細やか。
最終巻が楽しみ。
甘カユ。
